小田原に引っ越してきて約半年過ぎたころ、土地勘も少し出てきて
環境も落ち着いたのでそろそろ農地を探すため、動こうと思いました。
でも気持ちが重かったです、
なぜなら農地って簡単に借りれないよな~
農家になるにはどうステップを踏めばいいんだろ?
という漠然とした問題があったからです。
こういう時ってなかなか動き出せません(汗)
農地はマンション借りるみたいにすぐ誰でも借りれるわけではありません。
土地を借りれる = 農家になる条件みたいなことは、市町村で若干違ってきます。
今まで九州の実家には土地があって当たり前だったし、いったん農家になれば農家さん
同士で自由に貸し借りしてるから農地はあって当たり前の世界にいました。
それでいざ、全く知らない土地で農地も何もなく、知り合いもいなかったで、
農家ってどうやってなるんだっけ・・・?(笑)という感じです。
ほんとに笑えます。
こんな時は役所にいくしか思つきません。そして小田原市役所農政課へ。
一通り事情を話して、分かったことは
2年間の農家での 農業研修 もしくは 1年間の神奈川アカデミー(神奈川県の実践型の農業学校)に行くことが農家になる=土地を借りれる条件という回答でした。
私は宮崎の農業学校を4年でてるんだといっても、ここでは無関係になるんです(涙)一応農業改良普及員の免許も持ってるのに・・・(資格だけでペーパーです)
なんかもうさすがにアカデミーにはいけないと思い、
2年間の農家での研修だなと思うんですが、
その研修を受け入れてくれる農家はなかなかないんです。
しかも有機農法を希望するとさらに・・・・・。
市役所での話はここで詰まりました。
とりあえず研修先がない。それで一枚の小田原の農業を紹介したパンフレットを渡されました。
そこには4つの小田原の農業グループがあり、市役所の方がそこに連絡を取ってみると
なにか情報が取れるかもしれませんよ みたいなことを教えてもらえたので
取り合えず連絡を取ってみました。
4つのうち3件電話してみました。一件は農業とくに有機農法を今からすることに気持ちのいい反対意見を頂きました(^^)。いや~、結構ありがたかったんです。そのお電話。
有機農法は経営的にもとても厳しい世界です。だからそうアドバイスしてもらえたんだと思います。本当に大変な思いで有機農法を長くされている方でしたのでこちらも実感湧いてくるほどでした。親身になってお話頂いて感謝でした。いつかその方にもお逢い出来たら嬉しいなと思っています。
そしてもう一件は「食とみどりの会」というNPO法人でよくこちらの話を聞いて頂いて
探してはもらったんですが、なかなか研修受け入れはしていないということでした。
そして3件目。「あしがら農の会」というグループです。
もらったパンフには電話番号がない・・・・・。
でも今の時代HPもSNSもあるので、FBのメッセンジャーにメッセージを入れてみました。
「新規就農希望で研修先をさがしています。情報があったらおしえていただけますか?」
という感じで。
そしたらすぐリターンがあり、農家の方に直接会うことができました。そして自分の事情を話して、土地の借りかたから農家になり方も聞くことができ、そしてあしがら農の会が運営している農業塾に入ることになりました。約一年間、農業塾で野菜の栽培を経験してから来年にはある程度広い農地を借りれる道が見えてきました。
ほんとに人ってありがたいなと身に沁みますね、あしがら農の会の方に受け入れてもらえなければ、今年一年は棒に振ったかもしれません(汗)
しかも農業塾は新型コロナの影響からか、農業は注目されているようで、定員はいっぱいで私の席はわざわざ土地を広く耕運してもらってのギリギリ参加でした。
ほんとご縁は大切にしたいなと常に感じます。
全く知らない方からも支えてもらえるのは感謝しかないですね。
それから更に、2件目に連絡を取った「食とみどりの会」では
別のご縁がありました。
こちらの会ではハーブ倶楽部をされていて、他のもハーブスクールも開催されていました。
早速ハーブ倶楽部にも参加し、立て続けに事が運んでいきました。
今は「農業塾」と「ハーブ倶楽部」で農業に関することは改めて学ばせてもらっています。
毎日が楽しいですね~。誰かと共有したくなります♪
私も野菜やハーブに負けないように成長していきたいものですね~((笑))
わんだふるマルシェ変更のお知らせ
5月22、23日に開催予定のわんだふるマルシェは変更になりました。
コロナ感染状況により、会場での開催を変更しましてZoomでの
対応にさせて頂きました。遠隔でのセッションも可能ですのでご参加お待ちしております。
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送信者
Session Room Bright
代表 門川桂子
FB: 門川 桂子 | Facebook
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